『ビーロボカブタック』の感想。
47話
塾の模試で一位となる荻窪明少年だが、同じ塾に移ってきて一位の蔵之助。国立の襟糸中学には同じ学校から二人も入れないという噂、その上蔵之助は本調子でなかったという話から、将来に危機感を覚える。
父が専務だった会社が倒産するという衝撃の幕切れだった荻窪家、再登場。流石に一気に生活水準が落ちたためか、父親は丸くなった様子。
蔵之助が完全にエーミールの扱いで、将来像の考え方が女を侍らせ下請けの社長を威圧するという辺り、多分父親の影響が悪い形で残っているような気がしますが、とりあえず振り向いて勉強に走るところは真っ当な感性の持ち主です(笑)
すると、とある家の裏口にスターピースがとりつき、これを通ればその場所の人間になれると知る明、まずは女子高に侵入。
日曜朝にブルマ体操服女子高生の胸と太もものアップが画面いっぱい映し出されるという色々と危ない絵面で、誰の趣味だ(^^;
それを利用し襟糸中学への裏口入学を企むが、ビーロボが見逃すはずもなく争奪戦に。ビーロボカルトクイズというので総集編を期待しましたが、最初の○×クイズは適当に流されました。
幸運にも消しゴムサイコロがうまく噛み合って明は突破するが、次の勝負が砂漠から問題を拾ってきて回答席に持っていき答えるという超鬼畜仕様(おまけに問題にはモドキあり)。
一般人巻き添えでもお構いなしの所業を偶然突破した明は蔵之助と一騎討ち。カブタックの勝敗を○×で答える内容だが、御守りの縫い目から×と信じて飛びこみ正解。かくしてスターピースを得るがやはりモドキであり、悔しがる。
蔵之助に正直に心情を吐露する明に、蔵之助はサッカーできないから襟糸中学を受ける気は最初からないと伝え、完全に明の空回り扱いという、色々と酷いオチ(^^;
蔵之助の口から、明の両親が合格祈願を真剣に行っていると告げられ、最低の印象だった荻窪父にフォローを入れたのは良かったですが。
48話
節分に角のついた鬼っぽく見えるものに容赦なく豆を投げつけるママさん、それは幼少期に彼女の祖父が教えた内容に起因するものであった。
劇中では比較的現実的な視点(といっても神仏が平然と存在し様々な影響をもたらす本作世界では、ちょっとズレたとこにいることになるのですが)を持つママさん、意外な一面が判明しましたが、高円寺家は遡ると父母ともに老人が酷いことが判明(^^;
鬼への意識を変えるために芝居を打とうとするカブタックだが、お面にスターピースがとりつき、家事の中で豆を持ってなかったママさんが豆のアサルトライフル乱射、さらに譲はガンマンスタイルになり豆鉄砲乱射、外に逃げたカブタックにはスターピースお面の影響で豆がひたすら投げつけられるカオスな事態に。
「鬼は外」をあまりハイテンションにならないまま呟いて中古のバズーカをぶっぱなす小金井が、超危険人物(笑)
ちなみに、この流れでさらっと中野美樹巡査は退職して田舎に帰ったと説明されますが、役者の都合でもあったのでしょうか。
トンボーグがカブタックに的をつけて鬼の的当てゲームにしたら何故かお面は外れ、争奪戦は鬼ごっこ。じゃんけんで鬼となったシャークラーは、あの手この手で逃げようとする一行を捕らえていく。
捕まったら檻に入るルールで、檻の向こう側に隠れて捕まったふりから時間切れを狙うゲロタン、セコい(笑)
タイムアップ寸前、ドデカブタックでやり過ごそうとしたカブタックに巨大な檻に封じれば勝利という特別ルールが適用されるも、投げつけられた檻はスーパーモード時間切れで縮んだために回避、木で跳ね返ってトンデモジョーズが捕まり、カブタック勝利。
スターピースモドキのため騒動が収まったところに、おかめの面なら豆を受けまいと帰るカブタックだが、家では浮気を疑われたパパさんが追い詰められるという別の鬼が暴れていた……。
うーん、バラエティ回の一つでとにかく思い付いたネタに走ったぐらいで、特に思うところなし(^^;